妊産婦整体セミナー

10月13-14 日に仙台で開催されたテーマ2のセミナーに参加しました。実は私がテーマ2を受講するのは2度目です。2016年に初めてテーマ1、テーマ2の両セミナーに参加させていただき、昨年テーマ1を、今回はテーマ2を再受講させていただいています。

2016年に初めて受講したのは知人からの紹介でした。私は理学療法士で、当時からウィメンズヘルス分野に興味があり、産後の骨盤の調整だけでなく、妊娠中のケアや、不妊のケアも学べるということで参加を決めました。

参加する毎にたくさんの学びがあるのですが、初めて参加した時はその情報量の多さに驚きました。というのも、徳元先生は1回のセミナーでできるだけ多くのことを学んでほしいといつも話され、文字通り余すことなくその知識やテクニックを伝えてくださいます。

妊産婦整体セミナー

当時、ウィメンズヘルスに興味があるものの、実際の妊婦さんや産後の女性の身体に触る機会がほとんどなく、デモで実際の妊婦さんや産後の方が来てくださり、目の前の限られた時間の中での施術で、下がっていたお腹が上にあがり、固かったお腹がふわふわに緩み、詰まっていた乳腺炎が開通し、妊娠中からあった痛みが楽になっていき、、、それはとても衝撃的でした。

かといって徳元先生にしかできないような特別なテクニックではなく、セミナーには理学療法士の私だけでなく、助産師さんや、柔道整復師さんや、鍼灸師さんもおり、妊婦さんに関わるセラピストの誰もが習得しやすいテクニックでした。しかも、再受講する度に前回と違う部分があり、徳元先生が臨床で経験され、応用し、変化させ、「本当に効果が出るもの」を伝えてくださっているのを感じています。また、日々の中での疑問点や悩んでいるケースなども親身に聞いてくださり、その場で解決策を提示してくださったりと、応用的な対応もしてくださり本当に感謝しております。

セミナー中のデモを通して「妊婦さんを施術する」という漠然とした不安が無くなり、リスク管理の元、現在では実際の妊婦さんや産後の女性や生理トラブルや不妊で悩まれている女性の施術をさせていただく機会が増えました。また、切迫早産=安静という認識から、今後理学療法士も婦人科産科領域に関われる、関わる必要があるという自信に繋がりました。

現在、妊婦さんのためのボディケアサロンのオープン準備をしておりますが、セミナーで知り合った助産師さんから学ぶことも多く、意見交換をさせていただいたり産婦人科クリニックに繋いでいただいたりと、その繋がりから得られたものは本当に大きいです。

最後に、毎回セミナーに再受講メンバーが集まりちょっとした同窓会のようになり楽しい時間になっています。これも徳元先生のお人柄の為せる技(?)だと感じています。理学療法士が受講しても多くの学びが得られます。ウィメンズヘルス領域に興味がある方はぜひ一度受講してみることをお薦め致します。

理学療法士