妊産褥婦のケアをしたいけれど、今ひとつ自信を持って接することができないと思っていませんか?妊産褥婦は心身が著しく変化します。特徴を知れば自信を持って良いケアができるのではないでしょうか。心身の変化についての他、妊娠中や産後に産院や病院ではどのような指導を受けているのか、母乳育児をするためにどんなことを教えてあげたらいいのかをテーマ1でお話します。
テーマ2では現場での現状について事例を元にお話します。幸せな妊娠や出産ばかりではないこと、今後どうしていったらいいのかを皆さんと考えていけたらと思います。「大人の保健体育」どんな内容?って…それはセミナーでのお楽しみです。妊産褥婦だけではなくセミナーを聞きに来てくださる皆さんに必ず役に立つ内容です。参加をお待ちしております。
- 妊娠中の体と心の変化
- 妊婦が受けている保健指導(日常生活と栄養)
- 分娩の経過とリスク
- 褥婦が受けている退院指導
- 母乳育児について(母乳分泌促進方法・効果的な授乳方法)
- 中高生の妊娠・中絶・出産・育児・社会的ハイリスク妊娠
- 不妊治療について
- 大人の保健体育
前田陽子(アドバンス助産師)
H6年
助産師学校を卒業し、助産師として大阪の総合病院で勤務し始める。普段の業務の他、新人教育、看護学校での講師(新生児看護)、看護協会の職能委員など経験する。
H24年
長女が中学1年生の時にPTAの人権教育委員の委員長となったのをきっかけに、「人権を守ることは自分を大切にすることから」という題で、中学校全校生対象に命の教育講演を行う。
H25年
岡山大学大学院保健学研究科『「妊娠中からの母子支援」即戦力育成プログラム』を1年間受講し、「産科の最新知識」「不妊症や流・死産女性への支援」「新生児・子育て家族への支援」について学ぶ。プログラム終了論文では、中学生の生活環境と喫煙の関係性についての調査研究をし「中学生の喫煙防止の一考察」と題し論文作成する。
H26年
「性暴力被害者支援のためのボランテイア育成講座」を半年受講し、性暴力被害の現状や被害者の心理、支援について学ぶ。
H27年
助産師実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢに認定され、アドバンス助産師となる。
H28年
Facebookで妊産婦整体協会を知り徳元先生と出会い、本日の研修会講師に至る。
現在までの分娩介助数は約200例です。助産師経験年数からすると介助数は少ないですが、1例1例を大切にして妊娠~出産後までのトータルケアを経験してきたのが私の強みです。自らも2人の子どもの出産・育児を経験しながら助産師として23年間妊産褥婦と新生児に関わり続けました。H29年6月末で総合病院を退職し、保健指導メインの助産院開業に向けて現在準備中です。